3D-GAN:推薦文B

(株)グルーブシンク 代表取締役
World Cyber Games 日本プロデューサー
シリアスゲームの現状調査委員会オブザーバー
松井 悠

ゲームと3Dが出会ってから随分な時間が経過しようとしています。
その中で、ゲームと3Dは切っても切れない関係になり、様々な3D技術が実用化されています。ゲームにおける日本の3D技術は国際的に高い位置にいますが、その多くが企業内、プロジェクト内のクローズなものであり、汎用性はあまり高くありません。そもそも、日本では企業や業種を横断して技術情報を共有し、全体の底上げを図ることは苦手とされています。
 そこで、様々なクリエーター、企業が3DGANに集い、『コンテンツ』のために作っていたものを『モノ作り』のためにどう活かすかを再定義し、汎用化を行うことで今までにない新たなビジネスが生まれるきっかけとなるのではないでしょうか。
 近年、『ゲーム大国日本』の座が揺らぎ始めている現状の中、3DGANの登場が閉塞感のあるゲーム業界に風穴をあけるきっかけになることを祈念しております。